2021年09月03日
「戦争まで」について
こんにちは
今回、投稿するのは、33日ぶりなんですね…。
Boo-log開いて、初めて知りました。
今回の本は、「戦争まで」 歴史を決めた交渉と日本の失敗 加藤 陽子 著 朝日出版です。
この著者の本、それでも、日本人は「戦争」を選んだ を読んでいたので。
興味をそそられて…。
恥ずかしながら、ko-taro-は、この間の歴史の事実は全くと言っていいほど無知です。
学校の先生のせいにするつもりは有りませんが。
この間のことは、小学生から高校に至るまで教えてもらった記憶がありません。
学校の先生たちが、教える気がなかったのか?先生たちの無言の抗議なのか…?
いずれにしても、知らないということは、不幸だと思うんです。
それに、原爆投下された 8月6日、9日は、すごく報道で強調されますが、被害者の面が凄く強調されて、なにか違和感を覚えるのは、ko-taro-だけなのだろうか?
この本と、「戦争まで」と言う本をよんで、わからなかったことが少しだけでもわかりました。
機会があれば、自分なりに調べてみたくなりました。
この本は、最後のほうで、「憲法」のことにも触れてします。
今の政府が、この人を拒否した理由がわかる気がします。
2021年08月01日
「バナナの丸かじり」について
今回は、「バナナの丸かじり」 東海林 さだお 著 文春文庫 です。
久々に、東海林 さだお さん の世界にハマりたくなって…。
読んでみましたョ。
でも、そろそろ気をつけないと、おなじ本を再度購入してしまうという失態をおかしそうなので。
東海林 さだお さんの本を本屋さんで探すときは、他の本を買う時よりも慎重になります。
この本の最大の魅力は、一体何なんだろう…?
ko-taro-は、親しみやすい文章で、ここぞという時にさまざまな言葉を駆使してたたみかけてくる…。
そして、読者をクスクスと笑わせる…。
この本が大好きです。
あと、今回の本の挿絵は、すごくいいです。
特徴をよくとらえています。
絵ごごろのないko-taro-には、羨ましいかぎりです。
東海林 さだお さんの解説は、さまざまな人が、書いていますが。
今回は、俳優の 柄本 佑 さんが書かれています。
この解説は、秀逸だとko-taro-は思っています。
どういうところが好きなのか?
実に、具体的に書いてあるんです…。
東海林 さだお さんの本なら、おなじ本をまた買ってしまっても後悔しないかなぁ~。
2021年07月24日
「夢の山岳鉄道」について
コロナ渦で、旅行に出かける人は、かなり少ないと思われますが…。
そんな中でも、旅行気分を少しは味わえるのではないだろうか…?
中日新聞の書評も、ko-taro-の興味をそそる文章だったので、本屋さんで探して買ってきました。
今回は、「夢の山岳鉄道」 宮脇 俊三 著 ヤマケイ 文庫です。
恥ずかしながら、この文庫の存在を初めて知りました…。
旅行の本に、ほとんど触れたことがなかったので、仕方がないのかも知れません。
読んでみると、こういう山岳鉄道が存在していてもおかしくないよなぁ~。とまず思いました。
今でこそ、電気自動車が現れてきましたが、自然豊かなところを排気ガスをばらまいて、自動車が○○ラインとかいう自動車道を走るのは
確かに自然環境には良くないよなぁ~。
でも、自然豊かなところを、見たことがないような絶景を見てみたい・体感したい。
と言う気持ちは、誰もが抱く感情だし、気軽に見に行くことが可能ならば、なおさらです。
そこで、著者は「夢の山岳鉄道」を提案しています。
鉄道マニアや専門家にしてみれば、この提案を笑って相手にもしてくれないかも…。
少なくとも、ko-taro-は真剣に考えたし。
ko-taro-は、この本に載っている現地には行ったことがないので、想像・妄想が頭の中で膨らんで、
存在しない鉄道に乗って、そこを旅行している気分を思う存分味わいました。
「夢の山岳鉄道」が、現実になったら実際に鉄道旅がしてみたくなりました。
2021年07月09日
「ウナギと人間」について
もうじき、土用の丑ですね…。
そんなわけで読んだのではないんですが…。(少しはあるかも…)
タイトルに惹かれて、つい買ってしまった本です。
ko-taro-は、ウナギが大好きなんです。
子供のころ、一番最初に食べたうな丼が、忘れられません…。
皮は、パリパリなのに、身は香ばしくてふっくらジューシー…。
残念ながら、スーパーで販売されているウナギのかば焼きで、それを超える商品に出会ったことがありません。
今回は、「ウナギと人間」 ジェイムス・ブロセック 著 小林 正佳 訳 築地書房 です。
ko-taro-は、 このタイトルをみてすごく難しい本かなぁ~~。と
思い込んでいたため、読み終えるのが今になってしまいました。
ko-taro-は、興味本位で本を選ぶので、難しい本にたびたび当たることが多いからです。
読んでみると、そんなことは全くありませんでした。
しかも、「ウナギ」について、これほど幅広くさまざまなことに焦点を当てて、書かれた本を初めて読みました。
ko-taro-にもっとも衝撃を与えてくれたのは、ポンペイ島のトーテム信仰。
それと、ko-taro-頭の中には、ニホンウナギのイメージしかありませんが、ko-taro-が見たこともないような大ウナギが存在するらしい…。
読んで良かった…!!
と思える本の1冊でした。
2021年07月09日
「ウナギと人間」について
もうじき、土用の丑ですね…。
そんなわけで読んだのではないんですが…。(少しはあるかも…)
タイトルに惹かれて、つい買ってしまった本です。
ko-taro-は、ウナギが大好きなんです。
子供のころ、一番最初に食べたうな丼が、忘れられません…。
皮は、パリパリなのに、身は香ばしくてふっくらジューシー…。
残念ながら、スーパーで販売されているウナギのかば焼きで、それを超える商品に出会ったことがありません。
今回は、「ウナギと人間」 ジェイムス・ブロセック 著 小林 正佳 訳 築地書房 です。
ko-taro-は、 このタイトルをみてすごく難しい本かなぁ~~。と
思い込んでいたため、読み終えるのが今になってしまいました。
ko-taro-は、興味本位で本を選ぶので、難しい本にたびたび当たることが多いからです。
読んでみると、そんなことは全くありませんでした。
しかも、「ウナギ」について、これほど幅広くさまざまなことに焦点を当てて、書かれた本を初めて読みました。
ko-taro-にもっとも衝撃を与えてくれたのは、ポンペイ島のトーテム信仰。
それと、ko-taro-頭の中には、ニホンウナギのイメージしかありませんが、ko-taro-が見たこともないような大ウナギが存在するらしい…。
読んで良かった…!!
と思える本の1冊でした。
2021年06月12日
「生き物の死にざま」について
今回は、「生き物の死にざま」 はかない命の物語 稲垣 栄洋 著 草思社 です。
以前、ko-taro-は「生き物の死にざま」という、この著者の書いた本を読んで、深く考えさせられました。
そして、このブログにも感想を書いた記憶があります。
その本の、続編です。
これも、生きるとは何だろう?
死ぬとは、何だろう?
と考えさせられました。
動物園で見かける動物から身近に見かける動物まで、はかない命の物語が書かれています。
ko-taro-は、「何のために生きているのか?」とか、「何をするために生きているのか?」とか、哲学書の本のタイトルになりそうなことを
避けてきたというか…、考えないようにして今まで生きてきました。
考えても答えが出てきそうにないし、先のことは全くわからない。
ただ、『今』を一生懸命生きることしか考えてこなかったような気がします。
有る意味、人間と言う動物本来の姿で過ごしてきたのかも…。
こう書いている、ko-taro-にも死ぬときはいつか来る…。
今、いや明日。
だからこそ、今を懸命に、深く考えずに必死に生きていこうと思いました。
2021年06月04日
「日本史を読む」について
今回は、「日本史を読む」 丸谷 才一 山崎 正和 中公文庫 です。
丸谷 才一 と言う名前を見ると、ko-taro-は、一瞬 ためらいます。
この人の名前を見ると、読む前に勇気を奮い立たせなければなりません。
理由は、ただ一つ。
この人と同じだけの知識を持ち合わせずに、この人の本を数冊(エッセーがおもになのですが…)
読んで、何度も読んでいる途中で挫折しそうになったからです。
今回の本は、一応対談方式なので助かりました。
旧かなづかいに悩まされることは有りませんでした。
それと、ko-taro-の持っている日本史の知識で、かろうじてついていける内容だったんです。
時系列的に、日本史を理解するのではなくて、
ありとあらゆる人たちが、想像力を駆使していろいろな角度から日本史を見るということができれば、
日本史はもっと奥深い学問だと思いました。
2021年05月05日
「広辞苑をつくるひと」について
今回は、「広辞苑をつくるひと」 三浦 しをん 著 岩波書店 (非売品) です。
この本は、『広辞苑 第7版』を購入した時に、ついていた本です。
三浦 しをん さんといえば、確か…。
『舟を編む』 という小説を書かれた方だと…。
確か、だいぶ前に、その本を読んで、感想をブログにのせた記憶があります。
今回の本は、非売品にしておくのがもったいないような気がko-taro-はしていますが…。
『広辞苑 第7版』を、購入したひとの特典だから、みんなに読まれるとなんか嫌だなぁ~。
こころの小さい自分…?
読んでいて、ko-taro-の好奇心がどんどんかきたてられてくる…。
できることなら、
著者のように、「広辞苑」がつくられる過程を、見てみたい…。
『広辞苑 第7版』のこだわりが、150ページの中にすべて凝縮されています。
今の時代、スマホで簡単に、言葉の意味やいろいろな情報を検索することができますが。
ko-taro-は、辞書のほうが好きです。
2021年04月28日
SDGsについて
こんばんは
今回は、「SDGs」 ━危機の時代の羅針盤 南 博 稲葉 雅紀 著 岩波新書 です。
この本を買った理由は、 最近『SDGs』 という言葉をちょくちょく耳にするので…。
SDGsとは、なんぞや?と思ったっからです。
読んでみると、結局のところ『SDGs』とは、簡単に言うと「持続可能な社会・開発目標」のことを言うらしい。
その目標は、17項目もあり、なおかつ複雑にからみあっているそれを達成するための項目が169項目もある。
しかも、2030年までに、という期限がやたらと目につく…。
はたして、本当に実現可能な目標なのだろうか…?
読後の今でも、信じられません。
「きれいごと」、「建前だけ」の目標なのではないか…?と。
それに、期限を切っているが、これら複雑に絡みあった項目をどうやって検証するのだろうか…?と
疑問しか残りませんでした。
ko-taro-の頭の中で、整理できず理解不能状態にさらに拍車をかけたのが、カタカナ英語が頻繁に出てくることでした。
一般庶民が、理解できるようにSDGsを説明してくれないとなぁ~。と思いました。
2021年04月13日
「博士の愛した数式」について
今回は、「博士の愛した数式」 小川 洋子 著 新潮文庫です。
この本は、第一回 本屋大賞受賞作です。
確か、映画化されたような記憶がko-taro-には有りますが…。
記憶力を失った博士と家政婦の主人公、10歳のその息子が加わっておりなす、どこか暖かく、ちょっと悲しく、
奇跡の愛の物語です。
ko-taro-は、算数や数学が苦手なので…。
この小説に出てくる数式には、まったくといっていいほどわかりません。
それどころか、知らなかったことが書いてあってビックリです。
数式が出てくる小説は、初めて読みました…。
小難しい小説なのかなぁ~。と、ちょっと身構えながら読みましたが、読後はko-taro-の気持ちを暖かくしてくれました。