2018年05月31日

「おれたちを笑え!」について

こんばんは傘

今回は、「おれたちを笑え!」 わしらは怪しい雑魚釣り隊 椎名 誠 著 小学館文 です。本

ko-taro-の好きな作家さんです。にこにこ


文体は、余分な技巧を使わず…。

ありのままの自分たちを、大自然の中で思う存分さらけ出し…。

読んでいて、なぜか爽快感が湧いてくる。
ko-taro-、思わずニヤニヤ…。そして、噴き出す。しっしっし

ko-taro-の子供のころに抱いていた野望を、現実にやっている大人が存在する。


本当に、こんな人たちがいるんだ…?

できれば、仲間に入れてもらいたい。

なんでもするから…。

生涯「ドレイ」になってもいいかな…?

こんなに楽しければ…。

やっぱり、キャンプは非日常を体験するから楽しいんですよね…。

普段生活している環境を、ほぼそのまま持ち込むのは、邪道ですよね…、椎名さん。


ko-taro-は、子供のころ抱いた野望を、いつか実行したいです。





  

Posted by ko-taro- at 22:31Comments(0)

2018年05月15日

「津波災害 増補版」 について

こんにちは太陽

今回は、津波災害 増補版 ━減債社会を築く  河田 惠昭 著 岩波新書 です。本

この本の旧版は、東日本大震災が起こる前に書かれていて…。

津波の恐ろしさを伝えていたにもかかわらず。

2011年3月11日に、津波が襲い、2万人を超える被害者を出してしまった…。

当時は、こんな大災害が起こるなんて誰も想像できなかったのだろうと思います。


津波の恐ろしさが、よくわかる本です。

津波のメカニズムを説明していますが、ちょっと難しくて…。汗

でも、海底の地形や湾の地形によって、津波の高さが増幅することはよくわかりました。

しかも、津波が発生したら、最低6時間は警戒しなければいけないこともわかりました。


そして、津波災害に備えるには、現状の津波対策を踏まえて、今後取り組まなければならない課題について紹介しています。

南海トラフ巨大地震が起こる確率が高いといわれている今だからこそ、真剣に考えるべきだと思いました。

  

Posted by ko-taro- at 15:00Comments(2)

2018年05月01日

「なぜ、残業はなくならないのか」 について


おはようございます。太陽

今回は、「なぜ、残業はなくならないのか」 常見 陽平 著 祥伝社新書 です。本

この本の、はじめに その答えがかかれています。

残業は、合理的だからだ。
残業もまた、柔軟な働き方だからだ。
残業しなければならないように、労働社会が設計されているからだ。

と、あります。

長時間労働、サービス残業がなぜ発生するのか、データを示して分析してますが、それをどこまで正確にとらえているのか?
疑問におもいます。
現場の生の声というか、実態を把握しきれていないような気がして…。
長時間労働、サービス残業については、もう少し踏み込んで分析してほしかった。


6章に トヨタ生産方式が社会を変える と書かれていますが、
はたして、そうなのだろうか…?と疑問です。
トヨタで実際に働いていた人の話や姿を見聞きした、ko-taro-には違和感を覚えます。
現場で仕事しているのは、機械ではありません。
人間です。
効率を求めれば、残業は、長時間労働が、サービス残業が劇的に減るのだろうか?
効率を求めるあまり、労働者がその前に心身疲弊してしまうのではないか?

疑問ばかりが残る本でした。







  

Posted by ko-taro- at 09:46Comments(0)