2020年12月29日

「不明解日本語事典」について

こんばんは三日月

今回は、「不明解日本語事典」 高橋 秀実 著 新潮文庫 です。本


最近、ko-taro-は、テレビをみていて思うのですが、やたらとカタカナの言葉に違和感を感じます。

なんで、日本語で表現できる言葉をカタカナの外来語でいうのか…?

日本語で表現できる言葉は、日本語で表現しようよ~。って

そういう言葉についていけない自分が悪いのだろうか…?と考えることがあります。


そんな最近の日本語ですが、普段何気なく使っている言葉を、掘り下げって突き詰めていくと、

意味のあいまいさ、不可思議さに突き当たります。

辞書には、書かれていない新たな発見に出会うかも。

事典風エッセーです。


何気なく使っている『言葉』で、こんなエッセーが書けることに驚きました。本  

Posted by ko-taro- at 18:24Comments(0)

2020年12月08日

「帝国議会」について

こんばんは三日月

今回は、「帝国議会」 ─ 西洋の衝撃から誕生までの格闘 久保田 哲 著 中公新書 です。本

ko-taro-にとって、難しい本の部類の本でした…。水滴

なので、読み切るのに少々時間がかかりました。

この本の内容は、一言で言うと、サブタイトルの 西洋の衝撃から誕生までの格闘 そのものです。


明治維新からわずか20年足らずで、議会を発足させてしまうんです。

西洋との格差に、衝撃と焦りを明治維新の志士たちは感じたから、ここまで急いだのだろうと思います。

そもそも、幕府の中の数人で議論して行われていた政治をです。

いきなり、議会を開いて政治を行おうとするんですから、今の時代から見ても、そうとう無謀な行いだったはずです。


学校の授業だけでは、その辺のことは詳しく学ばなかったので、一読者であるko-taro-にとっても衝撃的でした。

大日本帝国憲法を作って、議会を発足させたことは、素直にその行動力と熱意は評価しても良いのではないかと思いました。  

Posted by ko-taro- at 16:46Comments(0)