2020年10月16日

「日本軍兵士」について

こんにちは太陽

今回は、「日本軍兵士」 -アジア・太平洋戦争の現実 吉田 裕 著 中公新書です。 本


表紙裏の文章を拝借すると、

310万人に及ぶ日本人犠牲者を出した先の大戦。 実はその9割が1944年以降と推算される。

「兵士の目線・立ち位置」から、特に廃船濃厚になった時期以降のアジア・太平洋戦争の実態を追う。

異常に高い餓死率、30万人を超えた海没死、戦場での自殺と「処置」、特攻、体力が劣悪した補充兵、靴に鮫皮まで使用した

物資欠乏…。勇猛と語られる日本兵たちが、特異な軍事思想の下、凄惨な体験を強いられた現実を描く。

と言う本です。


以前、大岡 昇平 さんの 「野火」や「靴の話」 などのを読んで…。

本当に、戦時中の兵士たちがこんなことを本当に行っていたのか…?

想像を絶するもので、すごく暗い辛い気分になりながら読んだのを、この本を読んだら思いだしました。

ko-taro-は、どんな理由があろうとも戦争を美化したり・正当化するのは嫌いです。

それを、強く思わせてくれる本でした。




Posted by ko-taro- at 10:37│Comments(0)
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