2018年04月21日

「目玉焼きの丸かじり」について

おはようございます太陽

今回は、「目玉焼きの丸かじり」 東海林 さだお 著 文春文庫 です。本

シリーズ 第37弾!

ko-taro-は、 東海林さだお さんの このエッセーが好きです。


このシリーズは、数冊読んでますが、残念ながら、シリーズすべてを読破していません。

この本の存在に気付いたのは、数年前のことなので、もっと早く気付いて読んでいれば…。

と、後悔しています…。


ko-taro-は、東海林 さだお さんのエッセーを読んで、実際にやってみたりしたことがあります。

実際にやってみれば、著者の主張がよくわかるだろうなぁ~と思って。

稲荷ずしについてのエッセーだったかな~?

著者と同じ気持を体感できました。にこにこ


文章が自然体で、読みやすくて、親しみやすい。

それに、食にたいする著者の好奇心が尽きることなく、わき水のようにコンコンと出てくるのには、驚きます。


  

Posted by ko-taro- at 09:00Comments(5)

2018年04月10日

「食と日本人の知恵」について

こんにちは太陽

今回は、「食と日本人の知恵」 小泉 武夫 著 岩波現代文庫 です。本

ko-taro-は、岩波の本が基本的に好きです。

歴史が古くて、格調高いような…、読み切るとなんだかよくわからないけれど。

なぜか、賢くなったような気分に浸れる。

そんな、岩波文庫、岩波現代文庫から見つけてきた1冊です。


食にまつわる日本人の知恵を、それぞれに分類して章だてして書かれています。

が、基本的に「食」にまつわるエッセーなので、どこから読んでもさしつかえありません。

気に入ったところを見つけて読んでも…。

学術的なので、多少の薀蓄がちりばめられていますが…。

特に、発酵や微生物についてのエッセーは、顕著です。

文章だけではなく、ところどころに江戸時代の暮らし・風俗の絵が差し込まれているので、それを見るのも面白いかと思います。


読んでいて、日本人の食に対する加工技術や調理の知恵など、あまりに日本人をほめちぎるので…。

読者のほうが、ちょっと恥ずかしい気持ちになるくらいの本です。

スーパーやコンビニが普及して、簡便性の高い食品が主流になってきましたが。

この本を読んで、「へ~~~~~っ」と思ったり、実際に食材を買ってきて調理してみるのも、たまにはいいのかも知れません。

こんなに、ほめちぎらているのですから、日本人のプライドにかけて、たまにはね…
わーい












  

Posted by ko-taro- at 14:29Comments(0)